佐伯区の保護犬『トクスケくん』のお見送りを、めるものにわにてご一緒させて頂きました。

15年前、お父さんが仕事でT県の山越えの峠道を走行中に捨て犬の3兄妹と出会い、手持ちのパンを与えて、仕事を終えて帰り道に保護しようとパンを買い、来た道を戻ると待っていたかのように近寄ってきたトクスケくん、他の2匹の兄弟も近寄ってパンは食べるけど捕まえられず、それから2回もパンを買いに峠道を下り、なんとか保護しようとしても捕まえる事が出来ず、トクスケくんだけを連れて帰る事に。
帰りの道中も不安そうなトクスケくんに逐一気遣いながら帰宅してすぐに病院へ連れて行き、痩せて山ダニだらけだったトクスケくんは元気を取り戻し、お父さんのお腹の上が大好きな甘えん坊の子供となり、近所の『らんちゃん』と言う大親友が出来て、弟分の柴犬『フクマルくん』達に囲まれた山の中にいた頃には想像も出来なかった幸せな一生を送れました。
お見送りには、恩人のお父さん夫婦とおばあちゃん、たくさん遊んでくれたランちゃんのお母さんも駆け付けてくれ、たくさんのご飯とお花を添えてもらい、冷え込む中でのお骨上げも、一欠片も残さないよう納めて頂き、幸せに過ごしたお家に帰る事が出来ました。
また家族として会える日が来る事を願っています。
この度は、ちょっと頑固なトクスケくんとのご縁を頂き、お見送りをご一緒させて頂きありがとうございました。
広島ペット移動火葬セレモニーめるも
めるもスタッフ 澤田






