佐伯区からアイドル猫の旅立ち

佐伯区からアイドル猫の旅立ち

今日は佐伯区の野良猫を めるものにわ から沢山の思いと共に送らせていただきます。
 とある公園に住み着き ここを散歩される沢山の猫好きさん達に餌をもらって生活していました。
甘え上手で人見知りもなく 本来なら誰かしらに飼ってもらえたかもしれません。

当然ながら 呼ぶ名前も通う人によって違い 『みろうくん』『つーさん』『ミー』『トラちゃん』、、、きっとまだまだ沢山名前を与えてもらってたはずです。

この子も普段から通うお家はあったそうです。楽に生活したいならばそこへ留まれば良いのですが、、自ら公園へ帰るのは 沢山の人の子として家族としての生涯を選んだのかもしれません。亡くなる日も弱々しい足取りで公園まで帰ってみんなに会いに行ったそうです。

若い人から年配の人まで、、毎日毎日世話をする人達 餌だけでなく ノミよけの首輪や去勢もし、病気をした時は病院へ連れて行ってもらったり 家猫とかわらない愛情は沢山の人から貰っていました。

お互いにそのようにして支え合った16年だったと思います。

家族の形も様々 愛情の形も様々 接し方も様々、、、だけど幸せいっぱいの生涯だった事は間違いない事実です。

今日は朝からこの子の為に集い沢山の人達がきてお見送りの挨拶をされました。

陽炎になり形は変わるけど いつの日かまた みんなが通うこの場所へ帰ってきてねと願い、、みんなのアイドルに心から感謝し、、

『行ってらっしゃい またね』 

*野良猫の寿命は長くて平均4〜5年と言われています。飢えや事故 病気などで誰かに引き取られる事なくその生涯を終えます。16年は本当にこの子の為に集う人達の愛情の賜物です。

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