僕がペットセレモニーを始めたきっかけ、、
もう何年も前に実家で飼っていた犬が亡くなった時に初めてペット火葬なる職種を知りました。
田舎なので歴代の子達は庭に埋めてあげてたのに、、何故か母犬とその子(チビ)は火葬でお見送りしました。
母犬の時は立ち合えなかったので実質 チビが初めてペット火葬を経験する事となりました。
隣町から来た業者はチビに手を合わせる事もなく、、
大きさを見るなり『これならこちらの棺で大丈夫ですね。』と少し飾られた段ボールを持ってこられました。
棺って言うばかりで結局 段ボール。
『ではこれで、、。』って連れて行かれそうになり あまりに簡素なので庭の花を少し入れてやりました。
簡単な形ばかりのお経を唱え普通車のトランクへと運びそのまま連れて帰られました。
その時のトランクの閉まる音
見えなくなるチビ 今でも忘れません。
今でも思い出すと 虚しさと悲しさ 悔しさで泣けてきます。
知らなかったからこんな見送りしか出来ない。
知らない事の情けなさに痛感しました。
そこから ペット火葬とは?ペットセレモニーとは?
火葬するとどうなる?
などなど調べまくりました。
最初は市の火葬場(高天原、五日市、西風新都)について調べ その方法と行先などに驚き 完全に物として扱われ 言葉では供養と言い 結果は廃棄物扱いされてる事すら知らなかった。
その後 他の火葬業者を調べました。 ホームページにはいかにも 家族に寄り添いお見送りをするように書いてあったりしましたが、、これも形ばかりの流れ作業だろうと想像がつきます。
可愛い我が子を失った経験の無い人に傷みが分かるでしょうか?
結局 金儲けで寄り添った振りをしてるようにしか思えません。
(めるもは保護ボランティアさんの応援や地域猫活動やTNRなどしています。他の業者でこれらから命に向き合う業者は見た事がありません。)
そうして 他人に任すならくらいなら自分で立ち上げ 可愛い我が子達をちゃんと送ってやれる業者になろうと決心しました。
嘘やダークだらけのペット火葬業界
物として扱われてる または物として扱ってしまってる事に気づかないご家族。
当たり前を変えていかなければいけません。