広島の地域猫について

広島の地域猫について

EA0B7D3F-6537-4713-9AF1-FE33BECAA762野良猫によるふん尿被害、空き家などで生まれる子猫、猫が好きな人と嫌いな人の間でのトラブルなど、いま地域を悩ませていることの一つに野良猫問題があります。

野良猫に迷惑している人、かわいそうな猫がいて心を痛めている人、野良猫にエサをやっている人、それぞれ思いは異なりますが、共通するのは「野良猫を減らしたい」ことではないでしょうか。 

1 地域猫活動とは?

  地域にお住まいの皆さんが主体となり、野良猫に不妊去勢手術をするなど適切な管理を行い、野良猫の数を減らすことで野良猫問題を解決し、「住みよい地域」をつくるための活動です。

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地域猫とは

  地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主がいない猫。

  適切に管理することで、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫を指します。

2 野良猫にエサをやらなかったらいいのでは?

    野良猫にエサをやる人がいなくなっても、猫は餓死を待ちません。ゴミをあさったり、他の地域に移動したり、その地域の住民に迷惑を かけることになります。

3 誰が活動するの?
  活動を行おうとする、その地域にお住まいの人が主体となって行います。

  「こんなことを誰がするのか」「自分はしたくない」と思う人は少なくありません。

  しかし、地域の中には「動物のためなら」「これ以上、野良猫が増えないなら」「住みよい地域になるなら」などと協力してくれる人はいます。

  このような人を地域で募り、集まった人を中心に活動を始めていきます。

  当然、活動をうまく進めるためには、近所の人の理解を得られるような配慮が必要です。

4 具体的には何をするの?

  (1)猫の不妊去勢手術を行う。

         問題は、野良猫が増えすぎたことによるものです。

     猫は年に23回、1回に46頭の子猫を生むと言われています。生まれた子猫も生後半年で出産するようになります。

    野良猫の数を減らすためには、不妊去勢手術が必要です。  

  

  (2)ふん尿の始末をする。
エサ場の周辺で地域の合意が得られた場所にトイレを設置します。

     

  (3)適正なエサやり
エサを与える時間と場所を限定します。

     食べ残しはすぐに片付け、置きエサは絶対にしないでください。

   

  (4)地域住民の理解を得る
    地域猫の活動の実施には、周辺住民の理解が必要です。

        理解のないまま一方的に活動すると、「無責任にエサを与えて猫が増えて困る」「捕まえて虐待しているのではないか」と誤解され、人間同士のトラブルの原因になりかねません。

    そのため、まず地域の人々に十分に趣旨を説明し、理解を得た上で活動を行う必要があります。

             

5 猫の飼い主さんにお願い
  野良猫を増やさないために、以下のことを心がけて下さい。

  (1)屋内飼育をする。

  (2)不妊去勢手術をする。

  (3)首輪をして身元の表示をする。

  (4)終生飼養をする(捨てない)。

  

6 野良猫は動物管理センター(広島市)が捕獲しないのですか?

  猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」によって愛護動物とされており、捕獲することはできません。

  また、駆除目的で捕獲された猫は、当センターでは引き取りません。

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