小さな家族(保護子猫)紫蘭

小さな家族(保護子猫)紫蘭

 

 

 

以前保護した5匹の子猫は『星のうさぎ』さんへ入園し、4匹里親さんが決まり、残りの1匹紫蘭(しらん)もトライアルが決定し、お宅へ行く前だったのですが、体調があまり良くなくご飯も食べず殆ど動かないと連絡がありました。様子を見に行きその後病院へ連れて行って下さり、40度の熱があったそうです。
次の朝電話があり、あと数時間しかもたないだろうと、動物病院の先生がおっしゃってたそうで、約一時間半後、紫蘭は息を引き取りました…。
神経系の病気で生まれつき弱かったのでしょう、又血が濃いかったのだろうと。

迎えに行き家に着くとすぐに、
小さな可愛い顔、
小さな可愛い白い手袋をしている様な手、
小さな可愛いカギしっぽ、
小さな可愛い白黒の体…

殆ど撫でてあげることが出来なかったので、いっぱいいっぱい撫でてあげました。丁寧に拭いていると、止めどなく涙がボロボロこぼれてきて、私の顔はグチャグチャ、心の中で沢山紫蘭に話しかけました。

里親さんの所へ行く前に亡くなってしまったので、紫蘭は我が家の子、家族としてお見送りする事にしました。ご縁があって保護し、その日にボランティアさんへお預けしたので一緒に過ごす事はありませんでしたが、ずっと気になっていた5匹。淋しいだろうとお棺に、姉妹の写真と母猫の写真を入れ一晩一緒に過ごし、翌日オンリーワンさんに場所をお借りしてお見送りをしました。

名前と同じ紫の胡蝶蘭や紫の花を添え、星のうさぎさんから頂いたお花や、事情を知ったオンリーワンの奥様が白い大きな薔薇を摘んで、魚の形だからとお菓子の『おっとっと』も入れて涙してくださり、紫蘭は無事に虹の橋を渡っていきました?

紫蘭の喉仏はとても小さかったですが、その形はしっかりとしていて綺麗。とても印象的でした。

最後に、ご縁により紫蘭に携わっていただいた方々、本当にありがとうございました。

 

 

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